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 この春に高知県立中村高校(四万十市)を卒業した美術部員4人の作品を中心にした美術作品展が、同市の「アピアさつき」で開かれている。芸術大などに進学する4人は「卒業後もアートに関わり描き続けます」と夢を話している。

 4人は今月1日に卒業した戸田あゆさん(18)、森岡柚伊さん(17)、安田里緒さん(18)、酒井元気さん(18)。会場には大胆なタッチの色鮮やかな4人のイラストが並ぶ。

 昨年4月に着任した美術部顧問の本田由可里教諭(41)が「高校3年間の集大成の作品を多くの人にみてもらおう」と初めて作品展を企画した。

 元部長の戸田さんは「大都会へ行き、四万十川の美しさや赤鉄橋の色の素晴らしさを痛感した」と話す。森岡さんは「自分の世界を形にして絵本作家を目指したい」。安田さんは「いろいろな経験をして挿絵の作家になりたい」。

 酒井さんは「コロナの影響で、社会の色がなくなっていく気がした。作品の中で彩りを加えて、絵を見た人が笑顔になって欲しいと描きました」と話した。

 本田教諭は「3年生は、コロナ禍で休校が続き、イラストを描く時間も少なかった。でもみんな最後まで丁寧に気持ちが伝わるように頑張って描きました」と話している。美術展は12日まで。(笠原雅俊)

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