人口減少下でスタジアムを生かすには 釜石の試行錯誤

有料会員記事

木村健一
[PR]

 ラグビー場が、修学旅行の訪問先になっている。

 昨年、東北を中心に全国から38校、2431人の子どもが、岩手県の釜石鵜(うの)住居(すまい)復興スタジアムを訪れた。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場だった。案内役の釜石市職員、長田剛さん(37)は「こんなに来てもらえるとは思わなかった」と言う。

 長田さんは地元のクラブチーム、釜石シーウェイブス(SW)のスクラムハーフだった。奈良・天理高で全国大会に出場し、帝京大から社会人のワールドへ。チームが強化をやめた09年、最初に誘ってくれた釜石へ移籍した。「釜石が大好きで、居心地が良くて、いろんな人に支えてもらって。恩を感じている」。引退後、市職員に転じ、W杯のPRを担った。昨年4月からスタジアムの担当を務める。

写真・図版
雪に覆われた釜石鵜住居復興スタジアム

 子どもたちに語りかけるのは…

この記事は有料会員記事です。残り2043文字有料会員になると続きをお読みいただけます。