東京で医療従事者向けワクチン接種開始 60万人対象

新型コロナウイルス

池上桃子
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 新型コロナウイルスのワクチン医療従事者への優先接種が東京都内で始まり、5日、都立駒込病院(文京区本駒込3丁目)で接種の様子が公開された。都は医師や看護師、保健所の職員ら約60万人を対象と見込む。まずは今月上旬に各施設に配分される約10万人分(1瓶5回換算)の接種を進める。

 神沢輝実院長や看護師ら10人が接種を受けた。同病院では、希望する職員約2千人に10日までに接種する予定。神沢院長は「インフルエンザのワクチンに比べても全く痛くない。院内感染を防ぐためにも、ワクチンに期待している」と話した。三浦紀子・看護部長は「医療従事者が先に接種を受けて安全に患者対応もできるようになれば、結果的に患者の命を守ることにもつながると思う」と話した。

 米ファイザー社のワクチンが4日、都内の医療機関9施設に届き、駒込病院を含む3施設で同日、接種が始まった。

 医療従事者の優先接種について、都は、医療機関約680施設で進める。うち167施設にはワクチン保管用の超低温冷凍庫を設置し、診療所などにワクチンを輸送する地域の接種拠点となる。都は今月上旬に配分される約10万人分のワクチンは、コロナ入院患者を多く受け入れ、接種できる準備が整っている47医療機関に優先順位をつけて配分する。ただ、日本に輸入されるワクチンの供給量が安定せず、都内で優先接種の対象となる60万人全員分のワクチンがいつ確保できるか見通しは立っていない。(池上桃子)

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