菅沼遼
ワールドカップ(W杯)から1年半を経ても、ラグビー熱は残っている。そう感じさせる試合が大分であった。
2019年のW杯で5試合があった昭和電工ドーム大分で6日、トップリーグのキヤノン―パナソニックがあった。日本代表として活躍したキヤノンのSO田村優やパナソニックのWTB福岡堅樹のプレーに、会場は沸いた。
入場者は7008人と今季のトップリーグでは最多。サッカーJ1の地元クラブ・大分トリニータの2月のリーグ開幕戦と比べても、ほぼ同数だった。
0―47で敗れたキヤノンの主将、田村は試合後、「負けてしまいましたけど、セカンドホームで試合ができたのがうれしい」と話した。
トップリーグは今季で終わり、来年に新リーグが立ち上がる。試合の運営権を日本ラグビー協会から各チームに委譲し、運営の「プロ化」を目指している。
横浜市を「ホストエリア」(本拠地)とするキヤノンは、工場がある大分県を「セカンドホストエリア」と位置づける。Jリーグのホーム・アンド・アウェーのようなホスト・アンド・ビジター方式になる新リーグで、大分で本拠戦を年に数試合を行うという。
本来なら来年に向け、積極的に…
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