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 高さ15メートルの壁を登る速さを競うスポーツクライミングの「スピード」の日本一を決めるジャパンカップは6日、京都・サンガスタジアム by KYOCERAであり、男子は東京オリンピック(五輪)代表に内定している楢崎智亜(TEAM au)が初優勝。決勝では自身が持つ日本記録を0秒18更新する、5秒72をマークした。女子は同五輪代表の2人による決勝で野口啓代(同)が初優勝、野中生萌(みほう)(XFLAG)が2位だった。

日本新記録を連発

 従来の日本記録は5秒90。だが、準決勝で5秒79、決勝で5秒72と次々に塗り替え、会場をどよめかせた。楢崎智亜(TEAM au)は「ここでこのタイムを出せたのは、自信になる」。

 要因の一つは、下半身のウェートトレーニングにある。「体が重くなったり、動きが硬くなったりするのが怖い」とずっと避けてきたが、採り入れる選手のアドバイスを聞き、今年1月から開始。「すぐに、これは確かに変わるなと。かなり強く(ホールドを)蹴れる」。あまりの加速力に、この日の準々決勝ではホールドをつかむ手が間に合わず、減速するほどだった。

 五輪本番まで5カ月。すでに世界トップクラスのタイムだが、満足はしていない。「まだ伸ばせると思いますね。(世界記録の)5秒4、3も見える」と言い切った。

「何から手をつけていいか」から出発

 15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」は、日本の弱点と見られていた。それはクライミングが東京オリンピック(五輪)の競技に決まった2016年8月ごろのこと。いまでは状況が大きく変わった。

 五輪の実施種目は「複合」だ。…

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