興国高のJリーガー育成戦略 マリノスまねて4人も入団

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岩佐友
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 同じ高校から一度に4人を獲得する。そんな前代未聞の補強をサッカーJ1横浜F・マリノスが行った。彼らの出身校は興国(大阪)。全国選手権出場は1度だが、近年プロ入りする選手を多数育てている高校だ。背景を探ると、スタイルの合致、監督の哲学、一選手がもたらした変化……。いくつもの要素が重なったストーリーがあった。

 7日のサンフレッチェ広島戦。同点の後半28分にFW樺山諒乃介はピッチに入った。左サイドを得意のドリブルで抜け出してクロスを上げると、シュートも2本。先発した開幕戦の川崎フロンターレ戦に続き、見せ場を作った。

 今季、興国から加入したのは樺山とGK田川知樹、DF平井駿助、MF南拓都。興国の内野智章監督(41)は「1人でもすごいのにまさか4人とは。ウソやろという感じ」と驚く。横浜マの強化担当者は昨年12月の会見でその理由を語った。「興国の攻撃的なサッカーがマリノスに非常に似ていることが、ポイントになった」

 攻撃的なスタイルを先に採り入れたのは興国だ。2006年に内野智章監督(41)が就任。09年ごろから、グアルディオラ氏が率いるスペイン1部の名門バルセロナの戦術を手本にするようになった。個の技術を生かしながら、ボールを保持して攻める形だ。

 一方、横浜マは14年に世界…

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