ローマ教皇、ISの脅威を象徴した都市に 犠牲者に祈り

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ローマ=河原田慎一
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 イラクを訪問中のフランシスコ・ローマ教皇(84)は7日、かつて過激派組織「イスラム国」(IS)が侵略し、最重要拠点とした北部モスルに到着した。教皇は、テロ攻撃にさらされた四つのキリスト教会がある広場を訪れ、紛争の犠牲者に祈りを捧げた。

 「我々は、文明発祥の地で、希望や平和が、憎しみや戦争よりも強力であることを再確認する」。ローマ教皇庁(バチカン)によると、教皇は、イスラム教スンニ派の信者も出席した広場であいさつし、破壊された町や地域社会の再建に、人々の融和が重要だと訴えた。

 モスルは2014年にISが制圧し、「建国」を宣言。預言者ムハンマドの「後継者」を名乗った当時の最高指導者、故バグダディ容疑者が演説をするなど、ISの脅威を象徴する都市だった。

 イラク政府は17年7月にモスルを奪還。その後、イラク全土からISを掃討したと発表した。今回、教皇がモスルを訪問したことは、イラク政府にとって治安の改善を強く印象づける成果となりそうだ。

今も約半数が避難先から戻れず

 教皇は7日朝(日本時間同日…

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