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 東京五輪の聖火の巡回展示が7日、山口県宇部市の俵田翁記念体育館であった。聖火は高さ30センチ、重さ1・8キロの真鍮(しんちゅう)のランタン内でゆらめき、訪れた多くの市民らが興味深そうに眺めたり、写真に収めたりしていた。

 展示の前には、シドニー五輪のマラソン金メダリスト高橋尚子さんが、中高生の陸上部員ら約150人に講演した。高橋さんは、高校生の時に初出場した都道府県対抗女子駅伝で47人中45位の成績だったと紹介。1位になれたのは8回目の出場だったと振り返り、「ちょこっとずつ力をつけて、世界記録にもつながった。みんなに可能性がある。夢をもってほしい」と呼びかけた。

 宇部鴻城高校1年の貝原三士さん(16)は「勉強になった。結果につなげて、いつか高橋さんに(キャスターとして)取材してもらえるくらい活躍したい」と話した。(藤牧幸一)