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 旧東ドイツ・ドレスデン出身で津田塾大学講師のソリドーワル・マーヤさんは、国際武道大で柔道の黒帯を取得しました。柔道の国際化や指導普及を研究し、少年柔道の指導者としても活動しています。「スポーツ界の女性差別は日本だけの問題ではない」と言いますが、日本の格差是正は遅れているといいます。その理由として指摘したのは、「暗黙の了解」で物事が決まる文化や、教育のあり方でした。

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 26歳で日本の大学院に留学し、柔道を習い始めました。技の幅広さや動きの格好良さに魅力を感じましたが、女子選手が締めていた白線入りの黒帯には違和感がありました。

 国際柔道連盟が1999年に「差別的」として使用を禁じていた白線入りが、日本では2017年まで公式の大会で使われ続けていました。

 私は外国人だから黒一色の帯もある程度は認められていましたが、「女性なのに何で白線が入っていないのですか」と指導者から何度か指摘を受けました。

 最も問題だと思うのは、なぜ女性だけに白線が必要なのか、その指導者たちが説明できなかったことです。

 「これは差別ではなくて男女の…

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