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 財務省が8日発表した1月の国際収支(速報)で、貿易や投資によるお金の出入りを示す経常収支は、6468億円の黒字だった。黒字幅は、前年同月に比べて2・3%縮小。海外への投資のもうけが減ったことが響き、5カ月ぶりに前年を下回った。

 海外への投資のもうけを示す「第1次所得収支」の黒字は、前年同月比22・1%減の1兆4666億円だった。欧米で金利が低下して、債券の利子の受け取りが減ったことなどが影響した。

 一方、輸出入の差し引きである「貿易収支」は1301億円の赤字で、赤字幅は前年同月より86・9%縮小した。輸出は、韓国向けの半導体製造装置や中国向けのプラスチックなどが好調で、2カ月連続で増加。輸入は輸出額を上回ったが、エネルギー価格が下落したため前年同月よりは減少した。(永田大)