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 自民、立憲民主両党は8日、総務省幹部を接待した問題をめぐり、NTTの澤田純社長を15日の参院予算委員会に参考人招致することで合意した。総務省も同日、調査結果を説明する予定だ。

 総務省の調査では、谷脇康彦・総務審議官=8日付で大臣官房付=と巻口英司・国際戦略局長が、少なくとも2018~20年に4回にわたり、NTT側から計15万円超の接待を受けていた。昨年6月には、国際担当の総務審議官だった山田真貴子・前内閣広報官と巻口氏が一緒に接待を受けていたことも判明している。

 野党側は、NTT側が接待で何らかの働きかけをしなかったか、通信行政がゆがめられなかったかなどを追及する構えだ。

 自民党は、野党が求める菅義偉首相の長男が勤める「東北新社」の関係者の招致については「民間人」を理由に拒否してきた。一方、NTT社長の招致については、自民党の世耕弘成・参院幹事長が5日の記者会見で「NTTは民間企業だが、政府が3分の1を出資している。いわゆる純粋な民間会社とは一線を画する」と話すなど、招致を容認する声が出ていた。