「ヤングケアラー」支援チーム 厚労・文科、月内にも

石川春菜
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 18歳未満で、病気や障害のある家族の介護や家事をする「ヤングケアラー」の支援に向け、厚生労働省文部科学省が月内にも共同でプロジェクトチーム(PT)を立ち上げる。山本博司厚労副大臣が8日の参院予算委で明らかにした。

 通学や仕事をしながら家族のケアをするヤングケアラーは、孤独や悩みを抱えやすい一方で、実態把握が難しく、支援が届かないことが問題となっている。PTでは、子どもたちが直面する困難や必要な支援策を検討し、予算への反映をめざす。

 政府は今年度、全国の中学、高校などを通じて初の実態調査を実施し、来年度に結果の公表を予定している。埼玉県が昨年11月に公表した調査結果では、県内の高校2年生の約25人に1人がヤングケアラーであることが明らかになっている。(石川春菜)

「ヤングケアラーが語るリアル」13日にオンライン開催

 介護で勉強の時間がとれない。悩みを話せない――。そんな悩みをもつ病気や障害のある家族の介護や家事を担う18歳未満の「ヤングケアラー」がいます。18歳から主に30代の「若者ケアラー」も、進学や仕事、子育てなどとの両立に悩み、周りに話せない孤独を感じています。

 高校生の頃から母を介護し、若いケアラーのオンラインサロンを運営する宮﨑成悟さんと、若年認知症の母の介護を経験し、若いケアラーの取材もしてきた記者が、13日午後7時からオンラインイベント「記者サロン」で自身や当事者たちの経験を元に語り合います。参加無料。ウェブ(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11003729別ウインドウで開きます)からご応募ください。