埼玉県は8日、2月中旬以降に発症し、新型コロナウイルスの感染者として発表された人たちのうち20人が変異ウイルスだったことが新たに確認されたと発表した。うち18人はブラジルで報告された変異株の可能性が高いという。30代と40代の男性の計2人は基礎疾患があり、重症という。県内の変異ウイルス感染者は計60人となった。
県によると、今回変異株への感染が確認された人たちは、県が5日に変異株への感染を発表した2人の同居家族やその職場の同僚。
また県内ではこの日、新型コロナに感染していた60~80代の男女4人の死亡が発表され、死者は630人になった。新たに65人の感染も発表され、感染者は延べ3万138人になった。内訳は県発表44人、川口市10人、さいたま市7人、川越市2人、越谷市2人。
県が発表した死者は60~80代の男性3人で、3日までに死亡した。いずれも県内の医療機関に入院中で基礎疾患があったという。
川口市が発表した死者は新型コロナに感染して入院中だった70代の女性。市によると、クラスター(感染者集団)が発生している市立保育所の子ども2人、職員3人が新たに感染していることが判明した。これで、同所の感染者は子ども17人、職員10人の計27人になった。
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