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 丸川珠代男女共同参画担当相は、8日の「国際女性デー」に合わせてメッセージを出した。新型コロナウイルスの感染拡大で多大な影響を受ける女性の現状に触れ、「コロナ下で大変な思いをしている女性を誰一人取り残さない」として、ジェンダー平等への取り組みを進める考えを示した。

 丸川氏はメッセージで、非正規雇用を中心に女性が職を失うケースが相次いでいることをはじめ、DV(家庭内暴力)の相談件数や自殺者数が増加する現状を憂慮。「ジェンダー平等の重要性が、改めて強く認識されることとなった。今ほど、男女共同参画が重要な、求められている時代はない」と指摘した。

 一方、選択的夫婦別姓についての言及はなかった。内閣府によると、メッセージは社民党の福島瑞穂氏が担当大臣だった2010年から毎年出しているが、選択的夫婦別姓に触れたものは過去にもないという。

 丸川氏をめぐっては、大臣就任前の1月に、選択的夫婦別姓への反対を呼びかける書状に名前を連ねていたことが最近になってわかり、男女共同参画担当相としての適性を疑問視する声が上がっている。(小野太郎)