進む接待調査に「誰が生き残る?」 総務省内は戦々恐々

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豊岡亮、藤田知也 菅原普
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 総務省が8日に公表した接待調査の中間報告によって、同省幹部らが「割り勘」とした主張はあっさり崩れた。接待された官僚や会食の数がドミノ倒しのように増える恐れもある。通信分野を所管し、NTTグループとは密接な関係にあるだけに、影響の大きさは計り知れない。菅義偉政権の肝いり政策を担う総務官僚ナンバー2の更迭に、野党では責任追及の声が強まっている。

 「前回の調査で倫理法令に違反する行為が他にないか、再三確認したにもかかわらず(週刊文春の)報道を端緒に新たな行為が確認されたことは甚だ遺憾だ」。武田良太総務相は8日朝の記者会見で、NTTからの接待が判明した谷脇康彦・総務審議官の更迭理由をそう明らかにした。

 放送関連会社からの11万円超の接待で懲戒処分を受けた谷脇氏は「(国家公務員倫理規程に)違反する会食は他にない」と、総務省の調査や国会答弁で繰り返してきた。NTTとの会食の判明後は、請求された会費を払ったことを根拠に応分負担をしたとする「割り勘」論法を繰り出した。

 だが、総務省がNTT側の伝…

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