モーリシャス沖で中国漁船が座礁 燃料油130トン積載

ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 インド洋の島国モーリシャス沖で7日午後、中国船籍の漁船が浅瀬に座礁した。AFP通信などが伝えた。漁船は約130トンの燃料油を積んでいたという。海上にはオイルフェンスを設置済みで、スディーア・モドゥー漁業相は8日、「明日には油の抜き取り作業を始め、数日かかる見込みだ。漁船の離礁も試みる」と話した。

 同通信によると、座礁現場は首都ポートルイスに近い島北西部の沖合。モドゥー漁業相は、船の周辺で油の痕跡が確認されたとしたが、燃料に使われる重油ではなかったといい、潤滑油の可能性を指摘した。地元住民は同通信の取材に海岸付近で油を見たと話したという。

 モーリシャス沖では昨年7月、長鋪(ながしき)汽船(本社・岡山県)所有の貨物船が座礁し、翌月燃料タンクの一部から約1千トンの油が流出した。油は海岸のマングローブ林などに付着したほか、周辺海域での漁業にも影響が出た。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)