「失うものない」強豪のPL倒し、駆け上がった沖縄尚学

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坂名信行
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【朝日新聞ポッドキャスト】音でよみがえる甲子園⑮ 沖縄尚学×PL学園

 22年前の春、沖縄に初めて紫紺の優勝旗が渡った。沖縄高時代に出場して以来、31年ぶりとなった第71回選抜大会で、沖縄尚学が初優勝。当時の主将で、現在はプロ野球広島のスカウトを務める比嘉寿光さんをゲストに迎え、延長十二回で決着した準決勝のPL学園(大阪)戦を中心に振り返った。

沖縄勢悲願の初優勝を果たした沖縄尚学の強さとは。朝日新聞スポーツ部の坂名信行記者が、ポッドキャストで語ります。

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 1999年にあったこの大会は、前年夏に松坂大輔(現西武)を擁した横浜(神奈川)と熱戦を繰り広げたPL学園(大阪)が優勝候補だった。「テレビで見ていたユニホームですから。オーラが違った」と比嘉寿さん。一方で、「『まずは初戦を勝とう』と言っていたチームがベスト4まできて、失うものはなかった」と気おされることはなかった。

 先攻となった沖縄尚学は一回、比嘉寿さんの適時打で先制する。この試合は常に先行した。失点しても同点で食い止めたことが勝因の一つだった。

 幸運もあった。七回の攻撃で…

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