第2回時速300キロでドコモが試す測位精度 存在感増すIT

有料会員記事

中川仁樹
[PR]

 最高時速300キロの国内最速レース「スーパーフォーミュラ」。ここでNTTドコモが昨年、自動運転の時代に向けた高精度の位置情報サービスの実験を始めた。

「最速」が示す車の未来

燃料を大量に使い、排ガスをまき散らす。そんなモータースポーツは過去のもの。いまは高効率エンジンや自動運転の先端技術に挑む場になっています。5回にわたり、レースの現場から未来の車のヒントを紹介します。

 赤い「DOCOMO」の文字が書かれた2台のマシンに、GPSなどを使う測位衛星システム「GNSS」の受信装置を搭載。誤差約10センチの測位に成功した。モビリティビジネス推進室室長の深井秀一は「一番速い環境で正確に場所が分かれば、どこに積んでも問題ない」と自信を深める。

 「走る実験室」と呼ばれるレース。鍛えられるのはエンジンや車体だけではない。最近、存在感を増すのがIT企業だ。

 「スポンサーのお願いに行ったら、実験をやりたいと言われた」。1993年のチーム立ち上げ直後からドコモ(当時はNTT移動通信網)と協力するダンディライアン・レーシングの村岡潔はこう振り返る。

 携帯が普及する前の自動車電…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。