花見は控えめ…人は半数、予算は3割減 コロナ前と比較

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中島嘉克
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 今年お花見に行く人はコロナ前の2019年と比べて半分になりそうだと、調査会社インテージが10日発表した。花見の予算は昨年より増えたものの、19年比では3割減。新型コロナウイルスの影響で今年も控えめな花見になりそうだ。

 同社が2月26日~3月1日に15~79歳の男女約3千人を対象に調査した。19年に花見をした人は40・9%だったが、今年は「予定している」「やるかもしれない」が21・7%だった。年代別では、60~70代の「花見離れ」が目立った。19年に花見をした60~70代は49・9%だったが、今年「予定している」「やるかもしれない」と答えた人は25・0%にとどまった。

 花見を「予定している」「やるかもしれない」と回答した人でも、場所や同行者に変化があった。目的地は「近場の桜が咲いている場所」とした人の割合が19、20年と比べても増え、誰と行くかは「同居の夫・妻」「同居の子ども」とした人が増えた。また全体の24・9%が「自粛すべき」だとしたが、「1年に1度の桜くらいは楽しみたい」とした人も17・3%いた。

 花見で使う予定の金額は平均…

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