民族衣装でダンス、マスク姿で行進…世界の国際女性デ―

[PR]

 国際女性デーの8日、世界各地で集会やイベントが開かれた。多くの女性たちが民族衣装を着てダンスをしたり、マスク姿で行進したりして、女性の権利向上や差別撤廃を訴えた。新型コロナウイルスの感染拡大で女性を取り巻く環境が厳しさを増すなか、国連は女性がさらに厳しい立場に置かれていると警鐘を鳴らしている。

 国際女性デーは、多くの苦難を経験し権利を勝ち取ってきた女性たちをたたえる記念日として、国連が1975年に制定。米国で08年3月8日に女性によるストライキがあったことに由来するとされる。今年は「リーダーシップを発揮する女性たち コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」がテーマだった。

 女性初の米国副大統領となったカマラ・ハリス氏は8日、欧州連合(EU)の欧州議会でテレビ演説し、「家庭内と全ての場所で女性の安全を確保しなくてはならない。意思決定の過程で、女性に平等な権利を与えなくてはならない」と訴えた。

 国連のグテーレス事務局長も同日、「新型コロナの世界的流行は、男女平等へ向かう数十年に及ぶ進歩を帳消しにしてしまった」と危機感を示し、女性の権利向上を呼びかけた。

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]