自民、各地で相次ぐ「内紛」 福岡知事選動いた二階氏

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大久保貴裕、野平悠一、枝松佑樹
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 自民党が各地の知事選の対応に苦慮している。党内で支援候補を一本化できない「保守分裂」が相次いでいるためだ。背景には、国会議員や地方議員らの間の対立がある。次期衆院選を控えるなか、党内の結束を乱す要因にもなりかねず、懸念を強めている。

 「1人しか当選しない所へ2人出してもどうしようもない。一本化は当たり前のことだ」。福岡県の小川洋知事の辞職に伴う福岡県知事選(4月11日投開票)をめぐり、自民党二階俊博幹事長は今月8日の記者会見でこう強調した。

 同知事選をめぐっては、2019年の前回選挙に続いて「保守分裂」の選挙になるのではないかとの危機感が党内に広がっていた。

 自民県議団は、コロナ禍での知事辞職という「緊急事態」に行政の混乱や停滞は避けるべきだとして知事職務代理者の服部誠太郎副知事の擁立を模索。一方、二階派武田良太総務相や、自民OBの山崎拓古賀誠両元幹事長らは、同県出身で元国土交通省局長の奥田哲也氏の支援を検討し、双方の主導権争いに発展していた。

 ただ、武田氏らが動いた奥田…

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