岩谷産業、水素ステーション整備加速 来年度に20カ所

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橋本拓樹、栗林史子
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 岩谷産業燃料電池車(FCV)用の水素ステーションの整備を加速し、2021年度に約20カ所を増設する。FCVの乗用車やバス、トラックの利用促進を図り、「脱炭素」につなげるねらい。牧野明次会長が朝日新聞のインタビューで明らかにした。

 岩谷は14~20年度の7年間に国内53カ所で水素ステーションの建設を始めている。整備のスピードを速め、21年度には100億円を投じて首都圏や東海、関西、九州北部の4大都市圏を中心に約20カ所を増設する。まず大都市圏で広げ、中長期的にはおよそ150~200キロメートルごとに水素ステーションを用意したい考えだ。「FCVを使う上での利便性を優先して配置していきたい」(牧野会長)という。

写真・図版
岩谷産業の牧野明次会長=2021年3月3日、大阪市中央区、栗林史子撮影

 一方で、北海道や豪州で事業化を検討している、二酸化炭素(CO2)の排出が実質的にゼロとなる方法や再生可能エネルギー由来の電気を使った方法での水素製造、米国の水素ステーション整備などで、数年内に100億円程度の投資も予定しているという。

記事後半では牧野会長との一問一答も掲載しています。 水素の活用戦略についてふれています。

 牧野会長は「まずは水素を安…

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