レコチョクの歌詞、流用か混入か データめぐり法廷闘争

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赤田康和
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 スマートフォンなどに音楽を配信する「レコチョク」が楽曲とともに提供している歌詞をめぐって、法廷闘争が起きている。歌詞データを制作したIT企業が、レコチョク側がデータを不正に流用したと訴えたのだ。レコチョク側はこれを全面的に否定。なぜここまでこじれたのか。

 レコチョクは、2002年に始めた携帯電話向けのサービス「着うた」が人気を集め、10年からスマホに楽曲の配信をスタート。13年12月からは歌詞データを制作するIT企業「シンクパワー」からデータとプログラムの提供を受けて、歌詞を表示するサービスも展開している。

 歌詞には作詞家の著作権があるが、日本音楽著作権協会JASRAC)などを通じて著作権使用料を支払えば、歌詞を使ったビジネスも可能だ。

 シンク社はCDの歌詞カードをスキャンしてデータ化。手動で補正し、歌詞に時間情報を加えることで、カラオケのように楽曲の進行とともに歌詞の色が変わっていく「同期歌詞」を売り物にしている。アルバイトや社員が1曲ごとにデータを作っているという。

全面的に争う構えをみせたシンク社とレコチョク。双方の主張の根拠も取材で聞いてみました。

 対立の発端は18年。レコチ…

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