公園トイレの配管、相次ぎ不明 銅目的の窃盗か 北九州

布田一樹
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 北九州市門司、小倉北両区内の公園4カ所で、トイレの配管など(計約30万円相当)がなくなる被害が相次いで起きた。市は、何者かが配管に含まれる銅を目当てに盗んだ可能性があるとみて、福岡県警に窃盗容疑で被害届を提出した。市は管理する公園のトイレ約500カ所の巡回点検を進めており、別の6カ所でも同様の被害を確認しているという。

 市によると、被害があったのは門司区の上馬寄北公園、青葉台公園、西新町公園と小倉北区の足立三丁目公園の計4カ所。トイレ清掃の委託業者が2月27日~3月1日、小便器や大便器の配管、手洗い場の蛇口がなくなっているのに気づき、市に通報した。

 配管は銅と亜鉛の合金である真鍮(しんちゅう)製。便器との接合部に目立った破損がみられなかったことなどから、市はいたずらではなく盗難の可能性があるとみている。

 資源エネルギー庁によると、銅の価格は2月下旬から3月上旬にかけて、1トンあたり8千~9千ドル台で推移しており、前年同期の倍近くになっている。チリやペルーなど銅の供給国で新型コロナウイルス感染が拡大したことなどが影響したとみられるという。(布田一樹)