小3から寺社めぐりの感想を新聞に きっかけは行基さん

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 寺社や博物館をめぐった感想を記事にした新聞を発行する奈良県在住の高校生、飯島可琳(かりん)さんが、魅力的な仏像や寺社、人たちとの出会いをつづります。原則、奇数月に更新します。

■飯島可琳の観仏抄

 寺社や博物館を取材し、感じたことや考えたことを記事にまとめた新聞、「相好行相(そうごうぎょうそう)(旧仏女新聞)」を発行しています。

 「仏女新聞」という紙名は創刊時に勢いでつけました。仏女=仏像が大好きな女性、即座に内容が伝わる明快なタイトルだと我ながら思います。しかし、中学生になった頃から、仏女と名乗ることに若干の気恥ずかしさを覚えるようになりました。そこで昨夏に紙名を「相好行相」に改めたところです。

 「相好行相」とは「仏の姿・形を観察する方法」を意味する仏教用語です。背伸びをして『佛教語大辞典』から探し出しました。ある意味、仏像を拝むことは「仏の姿を観察する」ことに他なりません。仏像の造形が美しいのはもちろんですが、仏像の中に宿る「仏」の存在を忘れずにいたいという自戒の意味を込めました。

 新聞を作り始めたのは小学3…

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連載飯島可琳の観仏抄

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