「国際月科学研究ステーション」で協力へ 中国とロシア

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北京=冨名腰隆
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 中国国家宇宙局によると、中国とロシアの両政府は9日、月面や月の軌道上で探査を行う「国際月科学研究ステーション」の建設に向けて協力を進める覚書を交わした。宇宙空間の国際的な平和利用をアピールする一方、宇宙進出で主導権を握りたい両国が連携を強化した形だ。

 ステーションは月面の探索や月からの宇宙観測のほか、基礎科学実験や技術検証などに長期的に取り組める基地を目指す。具体的な建設時期は明らかにされていないが、今後、共同で計画を策定するという。

 中国はステーション建設計画を2016年に打ち出し、その後も月面探査機の打ち上げを急ピッチで進めている。昨年11月に打ち上げた無人探査機嫦娥(じょうが)5号」は、米国、旧ソ連に続いて44年ぶりに月の土を持ち帰った。30年ごろの月面有人探査を目指しているとされる。

 中国は22年の独自宇宙ステ…

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