藤井聡太二冠、全勝昇級なるか 将棋の順位戦最終戦

有料会員記事

佐藤圭司
[PR]

 将棋の藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が10日、第79期名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終11回戦で中村太地(たいち)七段(32)との対局に臨んでいる。

 対局は定刻の午前10時、大阪市福島区関西将棋会館で始まった。先手は藤井二冠。持ち時間は各6時間。終局は夜になる見通し。空け番の中村修九段(58)を除くB級2組の24棋士が、東西の将棋会館で一斉に対局している。

 藤井二冠は開幕から負け無しの9連勝(5回戦は手空き)で、すでにB級1組への昇級を決めている。本局の注目は、全勝昇級が成るかに加え、公式戦15連勝中の藤井二冠が連勝記録を伸ばせるか。一方、ここまで6勝3敗の中村七段にも昇級の可能性が残っていて、好勝負が期待される。

 今期B級2組には25棋士が所属。昨年6月から今年3月まで、それぞれ10局指し、上位3棋士がB級1組に昇級する。最終戦を前に、藤井二冠のほか、8勝1敗の佐々木勇気七段(26)も昇級を決めている。残り1枠を6勝3敗の6棋士と、5勝4敗ながら順位1位の谷川浩司九段(58)が争う構図だ。

 6勝3敗の6棋士は、横山泰明(ひろあき)七段(40)=順位3位=、澤田真吾七段(29)=同4位=、村山慈明(やすあき)七段(36)=同6位=、中田宏樹八段(56)=同8位=、大石直嗣(ただし)七段(31)=同11位=、中村七段=同16位=。同成績の場合は順位が上の棋士が昇級となるので、中村七段は苦しい立場だが、まずは自分が勝ってチャンスを待ちたいところ。

 名人戦の予選にあたる順位戦…

この記事は有料会員記事です。残り564文字有料会員になると続きをお読みいただけます。