町有地が盗難車の解体場所に 「悪用に気づけなかった」

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板倉大地
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 トラックを部品転売目的で盗んだとしてペルー人の男らが逮捕された事件で、盗んだトラックの解体場所として、福岡県久山(ひさやま)町の町有地が使われていたことが町などへの取材でわかった。福岡県警は男らが盗難車を不正に輸出したとして関税法違反容疑などで追送検した。近く捜査を終える方針だ。

 県警は昨年8月、大分県中津市の土木建設業者の車庫からトラック1台を盗んだとして男ら5人を窃盗容疑で逮捕。その後の調べで、男らは福岡、大分両県で相次いだ三菱ふそうトラック・バスの「キャンター」などの日本製トラックの窃盗事件に関わったことがわかった。被害総額は約1億円に上るという。

 キャンターの部品は丈夫で整備しやすく、海外での需要が高いとされる。解体後、部品をドミニカ共和国やドバイ、ロシアなどに輸出していたとみられる。

 車などを解体したり輸出するためコンテナに詰めたりする場所は「ヤード」と呼ばれる。捜査関係者によると、今回の事件で使われたヤードの一つが久山町の町有地だったという。

 久山町によると、解体場所に…

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