ステイルームで「旅気分」 大阪のホテルに鉄道ジオラマ

染田屋竜太
【動画】ジオラマ楽しめる大阪・難波のホテル=染田屋竜太撮影
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 大阪・難波のホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」が、精巧な南海電鉄のジオラマを置いた部屋の宿泊を受け付けている。新型コロナウイルスの影響でインバウンド客が大幅に減り、国内の鉄道好きを呼び込もうと企画した。

 同ホテルの「トレインルーム」には、縦1メートル、横2・5メートルのジオラマが置かれている。南海難波駅や堺市の古墳、和歌山県山間部の風景などが再現され、その中を模型列車が走る。ジオラマは照明もついており、部屋の電気を消せば、夜の鉄道を再現。「マイ模型列車」を持ち込み、走らせることもできる。地元の業者に特注し、3カ月かけてつくりあげた。

 コロナの感染拡大前は9割以上が外国からの観光客だった。一気に客が減ったことから、国内客を呼び込もうと昨年10月、鉄道運転士の教習用シミュレーターや南海の特急サザンの座席、特急ラピートのデッキで使われたテーブルを置いた1室だけの特別室を設けた。「GoToトラベル」の効果もあり、週末に家族連れが訪れるなど話題を呼んだという。

 今回、さらに鉄道ファンにアピールしようと、ジオラマを設置した。ホテルの担当者は「今はなかなか行けない旅行の気分をジオラマで味わってほしい」と話している。

 部屋は77平方メートルで2ベッド。料金は1泊税込み3万9千円から。月~木曜は、午後3時~午前0時の「デイユース」(税込み2万5千円から)もある。(染田屋竜太)