チャット内容、第三者が一時見られる状態 楽天モバイル

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 楽天モバイルは10日、同社のアプリでやり取りしたチャットの内容や電話の発着信履歴を、一時的に第三者が見られる状態になっていたと発表した。被害は確認できただけで15人。最大で数百人に影響した可能性がある。悪用された事例はなかったとしている。

 総務省は、個人情報と通信の秘密の漏洩(ろうえい)に当たると判断し、同日、再発防止策を講じるよう指導した。同社への行政指導は7回目。

 このアプリは楽天契約者向けの「Rakuten Link」で、チャットや無料通話などの機能を備える。楽天によると、システム改修の際、新たにアプリを使い始めた利用者が、別の利用者の情報を閲覧できる状態が生じたという。情報には電話帳やアプリの登録名なども含まれていた。利用者からの申し出によって、昨年11月に発覚した。改修を終えるまで数日間は見られる状態が続いていた。

 このほか、新規契約した利用者が、同じ番号を以前に使っていた別の利用者の電話帳などを見られる状態だった事案も1件あった。いずれも現在は対策済みで、他人の情報が見られる状態は解消している。二次被害を避けるための対策を終えるまで、公表していなかったという。