IOCトーマス・バッハ会長再選 任期は2025年まで

ロンドン=遠田寛生
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 国際オリンピック委員会(IOC)は10日、オンラインで開いた第137次総会で会長選挙を行い、現職のトーマス・バッハ会長(67)を選んだ。対立候補はなく、信任投票で決まった。ドイツ出身で弁護士のバッハ会長は2013年9月、アルゼンチン・ブエノスアイレスで第9代会長に就いた。2期目は8月の東京オリンピック(五輪)閉幕日の翌日から4年間。コロナ禍での東京五輪や、22年北京冬季五輪などで手腕が問われる。

 1期目は危機管理能力の高さと、数々の難題をくぐり抜けたことが評価された。ジェンダーの平等、環境への配慮などを盛り込んだ改革案「アジェンダ2020」をつくり、推し進めた。立候補都市が住民投票などを受けて断念する傾向が続くと、既存、仮設会場の推奨などの負担軽減策を打ちだし、開催都市の招致プロセスも変更した。

 IOC会長の任期は1期目が8年で、1度だけ再選が認められている。2期目は4年となる。(ロンドン=遠田寛生)