海を渡ったリベロたち 日本人ブランドの強み バレー

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木村健一
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 バレーボールの日本人リベロたちが海外で活躍している。代表復帰や出場機会を追い求め、守備に徹して経験を積む中で、日本選手としての強みを再認識している。

 元日本代表の井手智(29)は昨年、妻と2人の子どもを日本に残し、Vリーグの東レからドイツのフランクフルトへ移籍した。給料は5分の1に減り、クラウドファンディングで資金を募った。

 海外では10代はポジションを固定しないことが多いという。日本では中学や高校からリベロに専念することが多く、厳しいレシーブ練習に取り組んできた強みがある。「外国人は器用ではないし、球際に滑り込む選手も少ない。日本人リベロにはセッターにいい球を返す技術がある」。レシーブの成績はリーグ上位。「五輪延期はプラス。結果を残し続け、代表に戻りたい」。2019年までは日本代表だった。代表の首脳陣に示された課題はスパイクのレシーブ。ドイツに来て、外国人選手の強く重い球を拾えるようになったと手応えを感じている。

 女子では、スイスのチームの斎田杏(28)が欧州で4季目を迎えた。Vリーグの日立では、出場機会に恵まれなかった。

 当時のチームメートで欧州で…

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