「イセタン」跡地に高島屋とマルシェ出店 大名古屋ビル

近藤郷平
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 名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」に入っていた「イセタンハウス」の跡地の店などが固まった。駅直結のJR名古屋高島屋が手がける日本最大級の高級時計売り場が誕生するほか、食や物販、生活雑貨をそろえた「マルシェ」ができる。時計売り場は夏ごろ、マルシェは4月28日にオープンする。

 「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」はビルの1階と2階の一部に入る。JR名古屋高島屋は売上高で「東海一番店」。JR名古屋高島屋10階の時計売り場を移し、ブランド数は1・5倍の約90、売り場は2倍の約1200平方メートルに広げる。JR名古屋高島屋はコロナ禍でも高級時計の販売は堅調という。店の向かいに「一等地」が空いたのをいかし売り上げ増を狙う。開業時期やブランドなどの詳細は6月ごろ公表の予定だ。

 「大名古屋マルシェ」は地下1階にでき、14店舗が入る。テイクアウト商品をその場で楽しめる飲食・休憩エリアもできる予定だ。名駅周辺に集積するオフィスビルで働く人たちの需要も期待している。

 三越伊勢丹ホールディングスが運営する「イセタンハウス」(地下1階~2階)は大名古屋ビルヂングの建て替えに合わせて2016年に開店。服飾や化粧品などを販売し、ビルの「看板」的な存在だった。ただ、収益が想定より伸びず、昨年8月末に閉店していた。(近藤郷平)