第1回携帯料金、大幅値下げの春 プラン選びに6つのポイント

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井上亮
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 3月1日朝9時。東京・永田町NTTドコモ本社で開かれた幹部会議で、新料金プラン「ahamo(アハモ)」のさらなる値下げが議題に上がった。1時間後に予定されていた新プランの詳細な発表会に追加で盛り込むかが検討された。事前申し込みが好調で下げる必要はないとの意見も根強かったが、他社からの顧客獲得を優先し、約1割下げの「2700円」という新価格が決まった。

 昨年末に発表したアハモは、従来水準から6割値下げし、業界に衝撃を与えた。ゴーサインを出した井伊基之社長は「他社の後追いではいけない。とがったプランで失地挽回(ばんかい)する」と発破をかけていた。

 ドコモは若者を中心に12年間も顧客流出が続き、売上高が大手3社で最下位に転落。昨年12月に就任した井伊社長にとっては、首位奪還が至上命令だ。アハモは若者を取り戻すための乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負手だった。

 これが新たな競争軸となり、KDDI(au)とソフトバンクも追随。500円の無料通話を含めず2480円とすることで、割安感を演出した。大手3社で加熱する価格競争は、安さが売りの楽天モバイルや格安スマホにも波及。その結果、携帯電話の料金はこの春、大きく変わる。

 自分の使い方には、どんなプランが合うのか。何に気をつけるべきか。携帯の契約を見直す「プラン選び」のためのポイントを解説する。

 料金体系が様変わりするきっ…

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