「思いはせる」「一緒に未来を」 震災、海外からも追悼

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ミネアポリス=藤原学思、ワシントン=園田耕司、パリ=疋田多揚、ブリュッセル=青田秀樹、ソウル=鈴木拓也、台北=石田耕一郎、ベルリン=野島淳、シドニー=小暮哲夫
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 東日本大震災の発生から10年を迎えた11日、海外からも日本に向けたメッセージが寄せられた。

 国連のグテーレス事務総長はビデオでメッセージを出した。多くの死者、行方不明者が出た11日を「彼らを追悼する厳粛な日だ」とし、「原発を取り巻く安全性への懸念から、避難したまま自宅に戻ることができない方々に思いをはせています」と述べた。「日本は防災に関して世界をリードしている」と評価し、その他の国々にも防災計画を整え、そのための投資や教育を強めるよう促した。

 震災後、救助のための「トモダチ」作戦を展開した米軍関係者からは、日米同盟の絆の重要性を訴えるメッセージが寄せられた。来週、訪日するオースティン米国防長官は10日、「支援が必要なことが再び起きれば、米国にはその用意があることをいつでも知っておいてほしい」とツイート。震災から間もないころ、上空をヘリコプターで飛行した経験を持つ米国防総省ジョン・カービー報道官も「当時は大変な状況だった。しかし、私はそこで日本の人々と我々の間の同盟と友情の強さも証明されたとみている」とツイートした。

 フランスのマクロン大統領は11日、自身のツイッターアカウントにビデオメッセージを投稿。「10年前、日本はかつてないほどの地震と津波に襲われた。今日、私の考えは犠牲者と家族、ただちに避難せざるを得なかった何十万もの人々に向けられる」と悼んだ。震災は「想像しがたいほどの苦痛を家族や国民にもたらした」と推し量った上で、日本語で「みなさんと一緒に未来を」と締めくくり、復興への連帯を表明した。

 欧州連合(EU)首脳会議の…

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