永瀬拓矢王座が初のA級昇級決める 将棋名人戦・順位戦

村瀬信也
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 第79期将棋名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終13回戦が11日に指され、永瀬拓矢王座(28)が初のA級昇級を決めた。A級はトップ棋士10人が名人挑戦権をかけて戦う最上位クラス。B級1組は13人の棋士が総当たりで戦う。同組からA級へ昇級できるのは2人で、既に山崎隆之八段(40)が昇級を決めていた。

 永瀬王座はこの日、東京都渋谷区将棋会館で近藤誠也七段(24)と対戦した。「角換わり」の戦型となった戦いを永瀬王座が制し、9勝3敗の成績で昇級を決めた。永瀬王座は「A級は最高峰の舞台で目標にしていた。(昇級という)結果になって良かった」と話した。永瀬王座は今期がB級1組で2期目だった。

 永瀬王座は2009年にプロ入り。19年に初タイトル叡王を獲得した。村瀬信也