フジモリ元大統領の長女起訴 ペルー大統領選に出馬予定

サンパウロ=岡田玄
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 南米ペルーの検察は11日、アルベルト・フジモリ元大統領の長女で、野党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ氏(45)を資金洗浄などの罪で起訴し、禁錮30年10カ月を求刑した。現地メディアが報じた。ケイコ氏は今年4月に予定される大統領選に出馬を表明しており、「政治的な迫害」と主張している。

 検察の発表などによると、ケイコ氏は自身が出馬し、決選投票で敗れた2011年と16年の大統領選で、資金調達のために、ブラジルの大手建設会社から違法な資金を受け取りながら、資金集めパーティーの収入を水増しするなどして資金洗浄した疑いがある。ケイコ氏のほか40人が司法妨害や虚偽申告で起訴された。

 この捜査のため、ケイコ氏は18年11月に身柄を拘束され、約13カ月後の19年11月末に釈放された。その後、3度目となる大統領選への出馬を表明し、世論調査では、2位や3位につけている。

 起訴を受け、ケイコ氏は11日、ツイッターに「私は迫害に立ち向かい、健康と経済の緊急事態を乗り越えられるように前進したい」と投稿した。ペルー大統領選は4月11日投開票予定。(サンパウロ=岡田玄)