運転免許の試験でミス 愛媛県警、今はないルールを出題

照井琢見
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 愛媛県警は11日、昨年12月8日~今年3月8日に県運転免許センター(松山市)で実施された運転免許の学科試験で出題に誤りがあったと発表した。

 運転免許課によると、ミスがあったのは、駐車違反車両のタイヤをロックする「車輪止め」を使った取り締まりに関する4問。道路交通法の改正でこの取り締まりは廃止されたが、昨年12月1日の改正法施行後も出題を続けていたという。

 4問のうち2問は今年2月、警察庁からの問い合わせを受けて出題を取りやめたが、3月9日に県内の教習所から「出題が続いている」と連絡を受けて再度確認。残り2問の出題ミスが分かったという。

 県警は、これらの問題を含む試験を受けた453人のうち、3月2日に受験した松山市の女性1人が出題ミスの影響で不合格になったと判断。女性はすでに再受験で合格しており、県警は女性に謝罪し、受験料を返還するという。

 運転免許課は「確認が不十分でご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ない。さらなるチェック強化に努める」と陳謝した。(照井琢見)