不仲に気づいていたけど…父母の別離問題、抱え込む傾向

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伊藤和也
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 両親の不仲に気づいていながら、両親からは何の説明もなく、周囲にも相談できない――。未成年時に両親の離婚・別居を経験した20~30代の1千人を対象に法務省が実施した調査から、父母の別離の問題を一人で抱え込む傾向が強い実態が浮かんだ。調査では、子どものための身近な相談窓口の設置を求める声が多く上がった。

 調査は1月にネット上で行われ、法務省が12日に結果をホームページで公表した。同省は、法制審議会(法相の諮問機関)での離婚後の子どもの養育に関する議論や、今後の政策に生かしたい考えだ。

 調査結果によると、両親が別居を始めた年齢は「3歳未満」から「中学卒業後」以降までまんべんなく広がり、母親と同居した人が786人と圧倒的に多かった。ただ、別居した親とも関係は悪くない人が多く、「非常に良い」「良い」「まあまあ良い」「普通」の回答の合計が約7割を占めた。

 別居前の家庭内の状況を覚えていると答えたのは672人。このうち、両親の不仲について「知っていた」「薄々気づいていた」のは543人(80・8%)だった。また、235人(35・0%)は両親からの説明が「なかった」といい、周囲に相談したのは63人(9・4%)にとどまっていた。相談しなかった理由は、「人に言いたくなかった」が129人(19・2%)、「相談したかったが適切な人がいなかった」が128人(19・0%)、「相談できる人はいたが自分で抱え込んだ」が56人(8・3%)だった。

 両親の離婚・別居が自身の恋…

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