ロッテ佐々木朗希、プロ初の実戦登板 最速153キロ

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 (12日、ロッテ―中日、ゾゾマリンスタジアム)

 プロ野球ロッテマリーンズの佐々木朗希(19)が12日、中日とのオープン戦でプロ入り2年目で初めて実戦登板を果たした。開幕投手を務める二木康太が先発した後、六回からの1イニングで12球を投げ、一ゴロ、遊ゴロ、見逃し三振で三者凡退に抑えた。最速は153キロだった。

 岩手・大船渡高時代の2019年4月、高校生最速の163キロを記録。プロ1年目の昨季は体作りに専念したため、1、2軍での実戦登板がなかった。

 10年前の3月11日の東日本大震災で父親と祖父母を失った右腕は、「10年前の僕はたくさん人から支えられ、勇気や希望をもらいながら、頑張ることしかできなかったんですけど、今は勇気や希望を与える立場にあると思う」と語っていた。

 初登板に加え、節目の日の翌日に投げることから周囲の注目は大きく、11日午前には入場上限の5千人分のチケットは完売。実際には4966人が観戦した。

 登板前日の11日には球団広報を通じて、「正直、今から少し緊張をしています。明日も緊張をするとは思いますが、楽しんで自分らしく投げることができればと思います」とコメントしていた。

佐々木朗希が投げた球速(ゾゾマリンスタジアムの球速表示)と球種

▼打者 2番京田

 1 149キロ 直球で詰まらせ一ゴロ

▼打者 3番阿部

 1 149キロ 直球、見逃しストライク

 2 141キロ スライダー、外角のボール

 3 151キロ 直球、外角にボール

 4 151キロ 直球、外角にボール

 5 150キロ 直球、内角で詰まらせて遊ゴロ

▼打者 4番ビシエド

 1 151キロ 直球、内角に抜ける

 2 151キロ 直球、ファウル

 3 151キロ 直球、高めで空振りを奪う

 4 151キロ 直球、低めでファウル

 5 153キロ 直球、外角に外れるボール

 6 152キロ 直球、外角に決まり、見逃し三振