「クラスター発生病院の所在地は」高校の定期試験で出題

新型コロナウイルス

仲川明里
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 青森県五所川原高校(五所川原市)が2月に実施した定期試験で、新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)が発生した病院がある自治体を問う設問が出題されていたことがわかった。学校は設問が不適切だったとして、保護者に文書で陳謝した。

 学校によると、設問は2月15日に実施された現代社会の試験で出題され、全1年生約200人が受けた。保護者から県教育委員会に「問題が不適切ではないか」という指摘が2月18日にあり、県教委が学校に事実関係の確認を行った。出題した教諭は学校の聞き取りに「教科書に掲載していない時事問題にも興味を持ってほしかった」と説明し、答案を返却する際に生徒に不適切な設問だったと陳謝したという。学校はこの設問を全員正解とする措置をとった。

 県教委は「感染した人や医療関係者への配慮に欠けており、今後このようなことが起こらないように県立学校に文書で通知する」としている。中村佐(たすく)校長は「たいへん申し訳なかった。今後は教員同士で設問をチェックするなど適切な問題作成に努めていく」と話した。(仲川明里)

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