利害関係者から飲食接待、歴代労基署長を処分 山形

西田理人
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 山形労働局は12日、利害関係者から飲食の接待を繰り返し受け、国家公務員倫理規程に違反したとして、現職を含む歴代の山形労働基準監督署長3人を戒告処分などとし、発表した。うち1人は退職しており、処分できないが「戒告相当」とした。3人は「倫理規程の解釈に誤解があった」「認識が甘かった」などと話しているという。

 同局によると、3人は2014年度以降に署長を務めて退職した60代の元職(戒告相当)、60代の前職(戒告)、50代の現職(厳重注意)。それぞれ、利害関係のある三つの業界団体の新年役員会などに来賓として招かれ、その後の懇親会に出席。飲食費の全額か一部を負担せず、元署長は4回で計約3万1千円分、前署長は4回で計約4万2千円分、現署長は2回で計約7千円分の酒や食事の提供を受けたという。昨年3月、現署長から懇親会での自己負担や倫理規程の解釈などの相談を受けた同局が調査を開始。09年度までさかのぼって関係者への聞き取りや領収書の確認などを進めていた。

 また、管理監督の責任があったとして、当時と現在の同局長3人についても、厳重注意などとした。(西田理人)