高校のサッカー場にふらつく女性が 部員が的確サポート

城戸康秀
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 負傷した80歳代の女性を救助したとして、鹿児島県警いちき串木野署は12日、神村学園(いちき串木野市)の中等部・高等部男子サッカー部に署長感謝状を贈った。代表で感謝状を受け取った高等部の抜水昴太主将は「日々の練習で『気付くこと』を全員で心がけている。今回はそういう点でいい対応ができた」と話した。

 同署によると、2月16日夕、同市生福の同学園サッカー場に足元がおぼつかない高齢女性が入ってきたのを有村圭一郎監督らが発見。女性は顔にすり傷があり、受け答えもはっきりしないまま、近くの山林に向かおうとした。

 有村監督らがその場に女性をとどめて同署に通報。部員が救急箱や水を持ち寄るなど介助をサポートした。

 同署は女性の家族の相談を受け、サッカー場から離れた市街地周辺を捜している最中だった。吉永充宏署長は「日没に近い時間帯で、看過されていれば命に関わる状況だった」と的確な対応を称賛した。(城戸康秀)