東都春季リーグ日程やっと決定「監督の力、大きすぎる」

編集委員・安藤嘉浩
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 東都大学野球の春季リーグ日程が13日、ようやく決まった。1部の開幕は約2週間後の29日。1年生が入学前の3月スタートは史上初という。新型コロナウイルス禍で、1部7校という過去にない体制で迎える春。定番だった毎週火~木曜開催も断念し、月、金曜を軸にした変則日程となった。

東都大学野球春季リーグ日程

【3月】

29日(月) 亜―国 立―中  

30日(火) 東―青 国―亜  

31日(水) 中―立 青―東  

【4月】

5日(月) 亜―中 立―青 国―駒 

9日(金) 中―亜 青―立 駒―国 

12日(月) 立―東 亜―駒 中―青 

16日(金) 東―立 駒―亜 青―中 

20日(火) 国―青 立―駒 中―東 

21日(水) 青―国 駒―立 東―中 

26日(月) 亜―青 中―駒 国―東 

30日(金) 青―亜 駒―中 東―国 

【5月】

6日(木) 立―国 亜―東 駒―青 

7日(金) 国―立 東―亜 青―駒 

10日(月) 東―駒 国―中 亜―立 

13日(木) 駒―東 中―国 立―亜 

亜大、立正大、国学院大、中大、東洋大、駒大、青学大。第1試合の開始は3試合日が午前9時、2試合日は午前11時。左が三塁側先攻。すべて神宮球場

重ねた監督会 意見さまざま

 「その日程だと、1人いい投手がいれば勝ち続けられる」

 「今季も降格なしで、1部8校にしてはどうか」

 数度重ねられた同連盟の監督会では、様々な意見が出たという。

 「これではいつまでも決まらない」「東都は監督の力が大きすぎる」と嘆く関係者もいた。

 3回戦にもつれる可能性がある勝ち点制はとらず、昨秋に続いて2回戦総当たり(引き分けなし=延長タイブレーク制)で、勝率で順位を決めることは昨年12月に決めた。それでも、6校なら1校10試合で計30試合だったのが、7校だと1校12試合の計42試合に増える。

 さらに4、5月の神宮球場はプロ野球ヤクルトの試合が火~木曜に多く入り、月曜と金曜を中心に日程を組むことになった。「本当に大変だったが、学生にリーグ戦をさせてあげたいという思いは共通している。昨春のような、かわいそうな思いをさせたくないから」と日程案をまとめた同連盟監督会の樋越勉幹事長(東農大監督)。開幕は3月29日。1年生は入学前のため、3月中の6試合は出場できない。

 1~4部まで計21校が参加する大所帯リーグの運営は難しい。昨春は中止。昨秋は2回戦総当たり制で開催したが、感染者が出て辞退するチームが出る可能性も考え、下部リーグへの降格はなしに。一方で、昇格の可能性がないと、2~4部のチームが目標を失う。そこで2~4部1位を自動昇格とし、今春は1部7校(従来は6校)で実施することになった。

 今春も上限3千人の観客を入れ、応援団も外野席での活動を認める。2部は4月17日、3、4部も4月下旬の開幕を目指す。同連盟の大島正克理事長(亜大学長)は「東都は21大学でワンチーム。コロナ禍でも『戦国東都』にふさわしい試合をお見せしたい」。村木芳人事務局長(上智大監督)は「リーグ戦と入れ替え戦を無事開催し、秋は1~4部の学校数を従来の6―6―6―3(現在7―6―6―2)に戻したい」と話している。(編集委員・安藤嘉浩