東京から大森山動物園、ユキヒョウ繁殖へメス借り受け

増田洋一
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 秋田市大森山動物園(同市浜田)は、飼育しているユキヒョウ「リヒト」(オス、4歳)の繁殖相手として、東京都日野市多摩動物公園から「アサヒ」(メス、9歳)を借り受ける。期間は3年で、延長もありうる。アサヒは19日に大森山へ来る予定で、2週間ほど環境に慣らしてから展示する。

 ユキヒョウは中央アジアの山岳地域(ヒマラヤ山脈など)に分布し、険しい岩場や草原、森に生息する。尾は80~100センチと長く、尾を除いた体長は100~130センチ。

 大森山動物園では、ともに1991年に来園したユキヒョウのオス「パーチ」(2007年死亡)とメスの「ライサ」(10年死亡)の間に8頭の子供が生まれた。現在飼育中のリヒトは旭山動物園(北海道旭川市)で生まれ、18年に大森山に来た。

 国際自然保護連合はユキヒョウを絶滅の恐れのある野生生物に指定している。今回の借り受けは、希少な動物を絶やさず殖やしていくために動物園同士で動物を貸し借りするブリーディングローンという制度の一環で、日本動物園水族館協会の管理計画に基づく。(増田洋一)