北京五輪ボイコット騒動 選手も人権問題に言及

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遠田寛生、編集委員・稲垣康介
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 来年2月4日開幕の北京冬季五輪が火種を抱える。中国政府による新疆ウイグルやチベットの自治区での少数民族に対する弾圧や香港での統制強化が問題視され、欧米を中心にボイコットや開催地の変更を求める圧力が強まっている。国際オリンピック委員会(IOC)は、政治からの中立を盾に要求をはねつけているが、複雑な胸中を明かす金メダリストも出始めた。(遠田寛生、編集委員・稲垣康介

 IOCとトーマス・バッハ会長は、中国の人権弾圧をめぐる問題について言及を避け続けてきた。10日から行われた3日間の総会でも、中国をめぐる問題は委員から質問すら出なかった。

 その総会の裏で、国際人権団体が会議を開き、公式ツイッターなどで「ウイグル族へのジェノサイド(集団殺害)を止めよう」と訴え続けた。12日、中国の人権弾圧を理由に北京五輪の開催地変更をIOCに要求。できない場合は、選手団にボイコットするよう呼びかけている。AP通信などが伝えた。

 12日にあったIOC総会後の記者会見では、報道陣から厳しい質問が飛んだ。

 「いつになったら対応するの…

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