日野元副市長に疑惑が次々 高額報酬得つつ退任後も関与

有料会員記事

佐藤純
[PR]

 東京都日野市が、河内(かわち)久男・元副市長(79)をめぐる様々な疑惑に揺れている。問題が噴出するたびに市は謝罪と調査の約束を繰り返してきたが、混迷は深まる一方だ。元副市長は市の助成金を詐取したとして10日に起訴された。現職市長に元市議が挑む4月の市長選でも焦点になりそうだ。(佐藤純)

称賛、恨み、つらみ

 元副市長は職員時代に土地区画整理を長く担当し、助役、副市長を2009年まで12年務めた。元部下は、事業を強力に進めた手腕について「称賛の声がある」とする一方で、トップダウン式の手法に「恨み、つらみも聞く」と話す。

 馬場弘融市長(当時)に見込まれ、副市長退任後に市立病院の経営専門監や院長相談役も歴任した。

 一連の問題が発覚したきっかけは、18年に公表された市立病院でのハラスメント問題だった。市の第三者委員会が19年4月にまとめた報告書は全容解明にほど遠く、市議会の追及は元副市長の働き方に及んだ。

 その中で、元副市長が病院を…

この記事は有料会員記事です。残り1733文字有料会員になると続きをお読みいただけます。