ボリビアの前暫定大統領を逮捕 「政治的な迫害」と批判

サンパウロ=岡田玄
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 南米ボリビアの捜査当局は13日、ヘアニネ・アニェス前暫定大統領や暫定政権の閣僚数人を、テロや扇動などの容疑で逮捕したと発表した。地元メディアが報じた。2019年の大統領選では、憲法の規定に反し出馬し、4選したエボ・モラレス元大統領への抗議が拡大。モラレス氏は亡命に追い込まれた。当局は、この一連の動きを「クーデター」とし、アニェス氏らが関与したとしている。

 モラレス氏の亡命後、右派のアニェス氏が暫定政権を率いたが、20年のやり直し大統領選では、反米左派のモラレス氏の後継ルイス・アルセ氏が当選した。

 逮捕に先立ち、アニェス氏は12日午後、自身と暫定政権の閣僚に対する逮捕状とされる文書を公表し、ツイッターで「政治的な迫害が始まった。(与党の)社会主義運動党は独裁政権のやり方に戻ることを決めた」と批判した。(サンパウロ=岡田玄)