男性刺殺事件、容疑者を特定し指名手配 台東区のホテル

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 東京都台東区のビジネスホテルで男性が殺害された事件で、警視庁は14日、男性が無職の荻原渉さん(28)と判明した、と発表した。また、現場から逃走したとみられる男について、無職の渡部栄治容疑者(55)と特定し、殺人容疑で全国に指名手配、顔写真や似顔絵を公表した。

 2人は昨年からこのホテルを簡易宿泊所として利用し、同じフロアの部屋で暮らしていたという。

 事件の発覚は、13日午前5時50分ごろ。ホテルの関係者が2階の廊下で、血を流してうつぶせで倒れている荻原さんを発見した。荻原さんは顔や腹、背中を切りつけられており、司法解剖の結果、死因は背中を刺されたことによる失血死と判明したという。

 同課や浅草署によると、ホテルの防犯カメラには、荻原さんと渡部容疑者が言い争う様子が映っていた。また、事件後に行方不明になった渡部容疑者の部屋からは、凶器とみられる血のついた包丁が見つかったという。同課は2人が何らかの原因でトラブルになったとみて経緯を調べている。

 同課によると、渡部容疑者は身長が165センチくらいで、体格は中肉。逃走時はいずれも黒っぽい帽子と上着、ズボン、運動靴を身につけていたという。情報提供は警視庁浅草署(03・3871・0110)へ。