スノボ戸塚が世界選手権初V 五輪金へは平野歩夢を意識

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吉永岳央
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 スノーボードの世界選手権は13日、米コロラド州アスペンでハーフパイプ決勝があり、男子は19歳の戸塚優斗(ヨネックス)が96・25点で初優勝した。日本勢の優勝は2009年の青野令以来、2人目。片山来夢(バートン)は9位だった。

 女子の日本勢は4人が決勝に進み、初出場の冨田せなアルビレックス新潟)は86・50点で4位、17年大会銀メダルの松本遥奈(クルーズ)は5位、小野光希(バートン)は6位、今井胡桃(プリオHD)は8位だった。18年平昌五輪金メダルのクロエ・キム(米)が93・75点で2連覇。

 19歳が見せた、大人の滑りだった。

 戸塚優斗(ヨネックス)の演技に、日本代表の治部忠重コーチは「やっぱり経験値が上がっているので、しっかりそれが結果につながっているのかな」。

 計3回滑って、最高点を競うのがルール。

 戸塚は1回目、序盤の大技「キャブ・ダブルコーク1260」(横3回転半、縦2回転)でミス。雪面に手をついてしまった。

 「練習から調子が悪くて、焦りがあった」

 ただ、ここで慌てなかった。

 冷静に修正を加え、3回目で「今できる最高難度」の演技をまとめてみせた。

 技の構成は、1月に同会場であった世界最高峰プロ大会「Xゲームズ」を制した時と同じものだった。

 「前回(の2019年大会は)2位で負けていたので、今回勝ててすごくうれしいですね」

 振り返れば、16歳で挑んだ2018年平昌五輪は「雰囲気にのまれて、暴走してしまった」。

 決勝2本目でパイプの縁に落下して腰を強打。そのまま病院に搬送され、11位に沈んだ。

 だが、あれから3年。

 Xゲームズやワールドカップ…

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